よくある質問

誰でも初めは不安、だからたくさん聞こう!

農業はしてみたいけれど、経験もなく、何から初めて良いのかわからないのですが?
まずは、お気軽に電話やメールでご相談ください。就農の手順や心構えを知ることが出来ます。 また、自分が農業に向いているかを知るために、「農業体験実習」をすることもお勧めします。 他の自治体とも比較しながら、じっくり考えてみて下さい。
資金がありません。それでも新規就農できますか?
新規就農は、会社や事業を始めることと同じです。研修に入るまでに、一定程度の資金の準備は必要となりますので、資金のない方の新規就農は難しいです。 富良野市では、自己資金要件を満たしていない場合、100万円を上限として貸付する支援制度を設けています。
公的な支援制度はありますか?
研修期間中や就農後も、要件を満たしていれば国から支援を受けることができます。 また、青年等就農資金という融資制度も受けることができます。 富良野市でも独自に助成制度や融資制度があり、就農するための資金を確保できる制度は整えています。
研修中に大切なこと、就農してから大切なことはありますか?
地域とのつながりを持つことが大切となります。先輩の新規就農した方からもそういう声を聞くことがあります。 就農してからも経営や栽培については、指導農家や先輩農業者から学ぶ姿勢を持ち続けていくことが大切です。
就農する「農地」はありますか?
当機構では、農地を譲ってくれる方を募集し、就農を希望する研修生の就農地候補としてデータを持っています。 その就農地候補の中から希望する農地を選定し、就農地を決めていただくという仕組みをとっています。 農地の選定が終わりましたら、就農前に農地を確保し、その農地でより実践的な研修を行ってもらいます。 農地代金については、研修期間は無償で貸し出し、就農後5年間貸付した後に売買で譲り渡します。
こどもの保育所や学校、子育て支援について教えて下さい。
市内に、認可保育所が1ヵ所、へき地保育所が3ヵ所あります。また、認可外保育所は9ヵ所あります。 幼稚園については4ヵ所あります。(令和4年4月現在) 就農する地域にも、満2歳から5歳までを保育できる保育所があります。 生後6ヶ月から2歳までのお子さまは、市内中心部(車で20〜40分)にある保育所を利用することができます。 小学校は9校、中学校は5校、道立の高等学校は2校あります。小中学校の遠距離通学の支援として、スクールバスを運行しています。 富良野市ホームページで、子育て支援に関する制度や施設などを詳しく紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
富良野市子育て・教育情報
https://www.city.furano.hokkaido.jp/kosodate/
女性同士での就農は可能ですか?
可能です。
過去には男性同士の研修生も受け入れています。性別による制限はしていません。
研修してからリタイアした人はいますか?
現状はいません。
しかし、新規就農をされた方で、就農後数年経ってから離農したということはありました。 就農してからも気を抜かず、地道な農業経営をしていくことが重要です。
研修生になるために重要なこと、判断基準などはありますか?
農業をやりたいという決意と姿勢です。 農業を続けていくことができるか、家族の理解が得られるか、などを判断して選考しています。
「有機無農薬栽培」がしたいです。
「有機栽培をしたい、無農薬で野菜を作りたい」というご相談は時々いただきます。 しかし「有機無農薬栽培」は高度な生産技術が必要な場合もあり、土壌や気象条件にも大きく左右されることがあるため、生産が不安定になりやすい一面があります。 出荷販売先についても、一般的な市場流通ではなく、個人販売や一部スーパーとの契約販売になることがほとんどです。 農業経営の基幹作物としては、「有機無農薬作物」は難しい面が多くありますので、新規就農で取り組むことは、おすすめしません。
作物は何を作ってもいいですか?
富良野市では、新規就農者の安定した農業経営の実現に向けて、設備・機械等への投資負担が極力少ない施設園芸で、「ミニトマト栽培」または「メロン栽培」を主体とした新規就農を推奨しています。